最近注目している話。
http://www.kde.gr.jp/ml/Qt-devel/index.html
immodule という入力メソッド切替(?)ツール(?共通入力イベント処理機能かな?)が
gtkにはある。これのおかげで、gnomeではさしたる苦労も
なくどんなgtkコンポーネントでも日本語入力を行う事ができる。
(環境変数さえ設定すれば)
gtkのコンポーネントは、immodule経由で文字入力が行われる
と想定して作られている(と思う)
しかし、Qtにはそう言った物が無いので
xim,kinput2,uimといったデスクトップ環境とは別の
補助機能が必要になってくる。
しかも、入力手段が複数あるのでコンポーネント側では
どれに対応すれば良いのかという問題もある。
とりあえず、コンポーネント毎に(推測)旧来のximという規格の入力手段に対応している
わけだが、これはなんだかよくしらないが(まぁ許してちょうだい)良くないらしい。
まぁ、Unicode以前の各国独自コードみたいなまずさなんだろう。
で、新しく出て来た入力手段があるわけだが(iiimf,uim等)
これらにいちいちQtのコンポーネントを対応させていたらきりがない。
だからgtkで採用しているような入力メソッド切替え機能を
Qtに搭載しちゃおう!っていう動きが出て来た。
で、これは未踏ソフトウェアで採用されたテーマ。
今は未踏の期間が終ったあと(?)のようなんですが
これを本家Qtに取り込んでもらえないかという動きがある。
それが今注目している話だ。
5月に入ってからの話が興味深い。
・Qt4でuimを実装
・Qt4以降でimmoduleのような入力メソッドプラグイン方式を検討
とかいう話が上がっている。
何にせよ、今KDEユーザの身としては歓迎したい話なのです。
しかし、入力メソッドの問題が解決されたら
日本人のKDEユーザ増えるだろうなぁ…
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