今、Thinkpad X30 には Solaris10が入っている。
とはいえ、デスクトップとしてのお役目は終えてサーバ状態だ。
10周年モデルを贅沢に使ったpianoサーバだ。
まぁ、普通にXorgも動いたので管理用にGUIも動かせるのは助かる。
Solaris10から、導入されたゾーンのお勉強用ってことで
中でゾーンを作ってたのだが、どうも最近ゾーンが作れない。
zonecfg -> zoneadm install -> zoneadm boot とすると、
ここで、本当はsys-unconfigしたときのようになるはずなのに
zoneadmd(ゾーン管理用プロセス)が起動できずにbootに失敗する。
表面上は、ゾーン内の/etc/mnttab が見つからない、と。
確かに、zoneのinstall直後見てもmnttabが見あたらない。
インストール時のログを見ると、pkginstallが大量に失敗している。
・・・しかし、正常終了時のログが無いので何とも言えない。
と思ってたら、
http://forum.sun.com/thread.jspa?threadID=24743&tstart=0
という情報発見。
pkginstallを壊すパッチがあるらしい、patchrmでさくっと
パッチを消したら、zone追加ができるようになった。
諸悪の根源は、恐らくsmpatch(PatchPro)だ。
WindowsUpdate,up2date,apt,yumのごとくネットワーク経由で
自動アップデートできる機能。
毎週、これを実行するようにcronを設定してたからいらないパッチが
当たっていたということのようだ。
便利になったんだけど、危険も増えたってことなんだね。
でも、やっぱ自分でパッチクラスタ落としてきてインストール実行するより
断然楽。危険は増えても、個人レベルじゃこういうツールがないと
管理が面倒でしかたないもんね。
solaris10
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