最近の仕事について。
ここ3ヶ月、アメリカの装置製造から入って日本の客先での装置立ち上げやってました。
ベースはこれまでにやってきた装置と同じだけど、大きな改造が入っているので装置としては世界初号機。
難しいのは、アメリカのエンジニアはSpecを作り、それに対する実データで出来の良し悪しを言う。
日本人はさらに深読みしてその先のReliabilityで議論するので、Specにけちをつける。(特にうちは製造装置だしReliabilityは大きな要素)
それで議論が空転し、お互いに感情的になるのが通常のケース。
アメリカのエンジニアは彼らのやり方を基本的に譲歩しない。GlobalStandardだから。
日本人はアメリカ流ビジネスの土俵でものを言うために勉強し、歩み寄る。
互いのいいところを理解しているのが、いけてるエンジニア。
いけてるエンジニアになるための道のりは、遠い。
それとうちの業界は今、日本でもアメリカでもビジネスが少ない。今回は仕事があっただけでラッキーだった。
アジアの他地域はまだビジネスがあるし、彼らのSkillは低い。シンガポールにでもいくかいなぁ。
(と言いつつ子供も生まれたばっかりだし・・・)
ところで今回の仕事で、これまでに世界中で前例がないスピード売上を上げたが、基本給は一銭もあがらない。
ちなみに新卒のときから昇給なし。
やっぱり外資系は転職しないと給料があがらないというのは本当なのか?
そのへん、業界の違いはあるこそすれ、皆さんの業界はどうなっとるのでしょうか?
コメントを残す