犬と車と男の人


(2000/1/20)

犬が好きだ。
道を歩く犬には必ず目が釘付けになる。一匹(ひとりと読んで下さい)だとつい話しかけてしまう。犬を連れている人がどんなにかっこいい男の人でも、犬の方に目がいく。むしろ飼い主などどうでもよい。

車も最近気になっている。アレかわいー、コレかわいーといちいち反応する。もちろん中に乗っている人は全くもってどうでもよい。

だが犬も車も所有者が「ほおらうちの犬(車)には金かけてますよ〜ん」とかいうのを誇示しているものは嫌いだ。やたらに毛が長くてリボンついてて赤い服を着せられている洋犬だとか、デカいだけでいかつい外車だとか、やたら改造しまくってウルサい車とか。
まあ車はともかく、犬は”自分以外の個をもつ生き物”なのだから自分の美的感覚を押しつけ、アクセサリーのように扱うのはどうかと思う。(その点では、小さい子供を連れている親とかにも共通することだと思う)

でも、犬も車も私自身「わーいいな、こんなの欲しーい」と思うことが私の目を釘付けにしている原因であることは否めない。
だから私は道行く男の人の顔かたちなどどうでもよいのだと思う。

大学のクラブの同級生が、そのホームページで「女も犬と同じだ。気が向いた時にだけ構いたいもんだ。」とかいう主旨のことを書いていたが(女の敵だ!?)、私は両者は全く異なる種類のものだと思うし、こちらの対応も重みも違う。

でもまあ確かに言えることは、3つとも金をかけるのは嫌いだ。そしてそれをひけらかす行為はもっと嫌いだ。何にしても、必要なものだけのシンプルな選択をしたい。
あくまで私個人の意見なのだが。